木育授業① in大阪市立南港光小学校

【まちの木プロジェクト~学校の木を利活用~】
大阪市立南港光小学校にて木育授業を開催しました。
今回の取り組みは創立40周年記念授業の1つとして、「木を通じていのちを学ぶ学習」を全3回に分けて行わせて頂きます。
第1回目の授業として、NPO法人里山倶楽部に協力頂き、『校庭の木の伐採体験』と移動製材機を使ってチェーンソーで行う『丸太の製材体験』実施いたしました。
高学年の代表の子が鋸を使って木を伐る場面では、全校生徒から「ガンバレ~!!」などの声援が上がり、木を伐っている子どもは普段見せないぐらいの真剣な眼差しに!
そして低学年の代表の子どもたちにはロープで一生懸命引っ張ってもらい、木が倒れる瞬間には大歓声がおこりました。
伐採が終わったあとは、鋸からチェーンソーに使う道具を変えて製材体験
初めて近くで聞くチェーンソーの音や木くずに驚きながらも、代表の子どもたちは力強くチェーンソーを握って製材し、綺麗に板になった時には拍手が起こりました。
普段何気なく見ている校庭の木を伐採・製材することで、『樹から木(材料)へ』の流れを学んでもらい、木の「いのち」を伝え、
これからこの伐採された木を自分たちが使う道具として、子ども自身の手で新たな「いのち」して生まれ変わる予定です。
この授業を通じて木が生きていることを伝えたあと、
木の生きている音を聞くために幹に耳を当ててくれる子どもや
木くずの香りを楽しんでくれる子ども
製材した板を興味深々で眺めている子ども
また校長先生が切り株を撫でながら「40年間ごくろうさま。ありがとう。」とお声をかけている姿がとても印象的でした。
残り2回の授業では
新たな「いのち」を育むことを学ぶ『植樹体験』を11月28日
新たな「いのち」を吹き込む『モノづくり体験』を来年1月に開催予定。